「そ」のつく言葉で受容

「最も悪い怒り方」

  「しつけ」と称して、子供を「怒る」そして、自分が思うまま
  (先生にとって都合の良い子にさせるために怒る)そして、
  自分の心を満たそうとする。特に、先生として、こんなに立派に
  子供をまとめていると見せたいために。


「叱る」と「怒る」はこう違う

  「叱る」という行動は、「怒る」という行動よりも客観的。
  「叱る」→ 次の言葉をどうするか、要点をどうまとめるか、
        相手もプライドが保たれているか などを考えている
        別の自分がいれば、できること。
  「怒る」→ 感情的行動で主観的。解決方法を探していないし、
        その子供の背景も抑えようとしない。


「叱り」かた、「そ」が付く言葉で一旦受容

  まず、希望を持たせることが大切。そのために否定しない。
  (1) 受容する…「そ」が付く言葉を使う
         そうか
         そうなんだ
         そうそう
         そうだね
         そうだったんだ
  (2) 事実を述べる…子供のやっていることをそのまま言う
  (3) 希望を持たせる技術…否定しない。禁止もしない。


指示を出すのも、症状を消すのも、一度反応を受容してからにする。


具体的に言うと、頭ごなしに否定しないことが”最重要”


(ダメな例)
  「なんでそうなるの!!」
  「してはいけないことよ!!」
(よい例)
  「そうか。そうしたかったんだ。」
  「じゃあ、次からこうしてみよう。」

 
 「そうか」と一度受容した後「でも」と言う言葉が出るが、
  それではダメ!「でも」は、否定と同じ。
 「でも」ではなく、「じゃあ」「だったら」の言葉を引き出してくる
  よう”努める”



(ある幼稚園の講演会でのお話)

  • 最終更新:2008-12-02 23:25:49

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