”ごめんなさい”ではなく”ありがとう”

子育ては「願い」なのです。子どもを育てると言うことは「願いを託す」ということなのです。それは親にとっても社会にとっても子どもが「夢」だからです。


ですから「子どもが夢である」ということを感じることが出来なくなったとき、子育ては放棄されてしまうのです。そして、道具のように管理しようとするのです。


でも、多くのお母さんがその「夢」を壊してしまうのではないかと不安の中で子育てをしています。そして、自分には「夢を育てる自信がない、それだけの能力もない」と言います。


でも、勘違いしないでください。子どもという「夢」は大人が育てるのではありませんよ。大人はただ見守っているだけでいいのです。ちゃんと見守っていれば子どもはちゃんと自分の力で育っていくのです。


大切なことは「何かをする」ということではないのです。何かをしなければ子どもが育たないのなら、その「何か」を知らない人は子育てが出来ないことになってしまいます。


むしろ、現代の子育てで問題なのはその逆に何かをしすぎてしまっていることの方なんです。
「何かをしなければ子どもはちゃんと育たない」と思いこんでいる人が本当に多いのです。でも、そのような思いこみが子どもを管理し、子どもを道具のように扱う結果につながってしまっているのです。


子どもは雑草のように勝手に育っていくのです。
それを、地面から切り離して小さな鉢に入れて、狭い部屋に閉じこめて、栄養や水をやりすぎるから腐ってしまうのです。


大人はただ「大きくなったね」、「こんなことも出来るようになったんだ、すごいね」などと勝手に大きくなっていく様子を楽しんでいればいいのです。


それと、「ごめんね」ではなく「ありがとう」をいっぱい言ってあげて下さい。
「ごめんね」という言葉を聞くと子どもは自分がお母さんを悲しませるような何か悪いことをしたのかと思ってしまうのです。そして、お母さんを悲しませてしまった自分を否定するようになってしまいます。


でも、「ありがとう」という言葉を聞くと自分が肯定されたことを感じ、生き生きとしてきます。


「見守ること」と「ありがとう」だけで子どもは自分の力で成長していくのです。
簡単でしょ。(「見守り」は「監視」とは違いますからね。お間違えのないように。「見守り」は「祈り」に近いかな・・・。)


お母さんが怒鳴っても、叩いても、それくらいのことでは子どもという雑草は枯れやしません。でも、見守られなくなってしまった子どもは枯れていきます。見守ることはお日様の光と同じ働きをしているからです。


「ありがとう」はさしずめ「水」かな。
栄養は大地からもらうので大丈夫です。(だから大地から切り離さないでください。)


そして、「大切なこと」は一緒に生活していれば自然に伝わっていきます。子どもが発見してくれるのです。




森へ行こう(心とからだと子育てと) http://plaza.rakuten.co.jp/moriheikou/ より

  • 最終更新:2008-12-14 19:23:37

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