コミュニケーションを阻む12の障害

①命令(指示)


『文句ばかり言わないで行きなさい』

  『親を試してやる』、反抗的な行動、仕返しを促す。

②脅迫(注意)


『行った方がお前のためだよ』

  恐怖心からの服従を強制する。どの位までやると親が怒るか試す態度を招く。恨みや怒りの原因となる。

③説教(訓戒)


『学校に行くべきよ』

  自己防衛する子になる。子供の責任感に対して、親が不信を表明。

④提案(忠告)


『担任の先生に相談してみたら?』

  子供に問題解決能力がないと思わせる。依頼心または反抗心を生じる。

⑤講義(論理の展開)


『学校をを嫌だと思うからだよ。嫌な事がないよう、しっかり勉強して、友達と仲良くすれば、大丈夫』

  防衛的な態度や反論を誘発する。子供に劣等感や未熟さ意識を植え付ける。

⑥非難(反対・批判)


『ちょっと嫌な事があると弱音を吐いて…』

  無能力、愚鈍を暗示。否定的判断を下されると察しコミュニケーションを拒む。親の判断を鵜呑みにしたり自分だって~のくせにという報復心を招く。

⑦同意(賞賛)


『じゃあ、行かなくていいじゃないか』

  親の期待や監視を暗示する。恩着せがましい、操られていると感じる。子供の自己意識と合致しないとき不安を覚える。

⑧侮辱(ばかにする)


『お前はアマったれだなあ』

  自己価値がない、愛されてないと感じる。自己イメージに暗い影響。口先で親を罵倒する様な反抗を招く。

⑨解釈(分析、診断)


『学校の成績が悪いからそんな風に感じるのでは?』

  挫折感や屈辱感をいだかせる。枠にはめられたとか信じられていないと感じさせる。誤解を恐れたり、さらしものにされるのを嫌ってコミュニケーションを求めなくなる。

⑩同情(激励)


『確かに学校は退屈で嫌な時もあるが明日はいいことがあるかもしれなよ』

  誤解されたと感じる。「言うのは簡単だよ。慰めなんかいらない」と強い敵対心を引き起こす。応援されないと出来ないようになる。

⑪尋問(探りを入れる)


『いつからそんな風に感じるようになったの?いじめっ子がいるの?先生とはうまく言っているの?』

  質問に答えると焦って解決しなければいけない気持ちになり、避けたり、答えなかったり、嘘を言う事を覚えたりする。親の意図がわからず不安になり、その問題に対する自分の見解を見失う

⑫ごまかす(気を紛らわす・冗談)


『その話はやめよう。まあいい、明日の朝には気持ちも違っているだろう』

  生きる上で出会う困難に打ち勝つのではなく、上手く避けるべきだと暗示する恐れ。大したことはないと軽く扱われ、子供が困難に感じる肝心な時、心を開かなくなる。

                                                     親業の講座より

  • 最終更新:2010-07-20 00:28:47

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