明橋大二さんの子供力・母親力

<関係の逆転>

親が上に立つという意識が逆転して、子どもに感謝するという
ふうになると、
心配な症状や行動を見せる子どもも元気になります。

親子の関係というのは、最初は親が子どもを教えるみたいな感
じです。
子どもは未熟で、大人は成熟していて、大人はわかっていて、
子どもはわかっていない。

大人は強くて、子どもは弱い。何かそういうふうな見方で子ど
もの欠陥、未熟さを直そう、
直そうとしている間は、子どもは全然直らない。

ところが、いろいろ関わっているうちに、あるとき大人の自分
のほうが逆に未熟だったなとか、自分のほうが逆に子どもに依存していたのではないかとか、そういうふうに 意識がかわってくることがあります。

そのことがわかってくると、逆に不登校の子どものほうが正し
かったり、いろいろ子どもを抑え込んで八つ当たりして生きてきた自分のほうが間違っていると思えてきたりする。

そうすると子どもと大人の 「 関係が 逆転 」して、
子どもから 学ばないといけないというふうに 変わってくる。

最後には子どもに感謝するようになります。

最初は、こんなに苦労して育てているのに何で感謝しないのか、向こうが感謝してあたりまえなのにと思っていたのが、
大人が感謝しなければならない、そういう 価値観の転換が
 起こったときに、子どもは元気になっていくと思います。

  < 子ども力母親力 著 明橋大二・早川たかし >より

  • 最終更新:2008-12-06 19:52:32

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