機能不全家族

不登校の治療、荒れの治療、要求の治療を形が出来ていても
時間が経っても経っても エスカレートする場合は、
親のエネルギーの消耗も大変なものです。

一度、自分だけの時間を確保し 再確認することも大事なような気がします。
家族の皆から責められることはあります。
ですが、それもまたエスカレートすると、「脳」は「心」は、
どういう状態になるでしょうか。それを危惧します。
母親の受容が悪いとか、愛情不足を補うという事から離れて、
ここで本当の家族再生への道を考える時期だと目を向けること
は大事なことかもしれません。

夫婦の姿を見て子どもは、いやおうなく育ちます。
父親が母親に対して暴言を吐いてる姿が普通だと育てば
何かのきっかけに、子どもが同じように家族間では弱者にあたる
母親に暴言を浴びます。まさに 世代間の連鎖です。

アダルト・チルドレンにおいては専門で斉藤学さんが代表を務める
「家族機能研究所」があります。

IFFは、「家族機能研究所」の関連会社です。
斎藤学先生の講演や電話相談、カウンセリングと心の問題に関
するサービスを提供しています。   ( piki )


「家族機能研究所」より。

家族機能研究所の具体的な目的は、配偶者の暴力・児童虐待・
思春期の対親暴力をはじめとする家族内問題、登校拒否・出社
拒否などの学校内・職場内適応不全、薬物乱用、過食・拒食症
などの問題行動、アルコール依存症、ギャンブル依存症などの
依存症、各種の夫婦間・職場内葛藤やそれらに由来する情緒的
・身体的不調(無気力、抑うつ、心身症症状)を調査・研究対
象としています。これらの障害はいずれも対人関係の歪みに基
盤を持つものであり、各人の対人関係はそれぞれ生育した家族
内の人間関係の影響を受けます。私たちがこの機関を「家族機
能に関する研究所」と呼ぶのは、このように考えるためです。

上に挙げたような問題への対処に際しては、従来からの精神療
法的、精神医学的治療のうち有効なものを活用することはもち
ろん、問題に悩む人々が自らの回復と自己成長を目的として集
まるセルフヘルプ(自助)活動とも積極的に連携していかなけ
ればならないと考えます。これら地域の自助的集団の援助と人
的交流もまた、当研究所の目的とするところです。

また児童診療部併設により児童~思春期におけるいじめ・不登
校・ひきこもり・非行・暴力などの問題行動、児童虐待に対し
ても本人ならびに親に対するアプローチを行っています。これ
らの障害に対しても従来通り家族の問題として取り扱い、親子
さらには家族内の人間関係の調整とともに問題解決が出来るよ
うになりました。       


家族機能研究所

IFF

参考までに。



  • 最終更新:2008-11-30 23:07:09

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