自分を元気に生きるには

自分を元気に生きるには~家族療法から考える~

☆現代社会では 人とは順位をつける動物
   計算づくで互いを比較し 数合わせをする残酷な社会
『家族』の形態の変化⇒いわゆる“家族“は少なくなっている現実
  親夫婦と子ども(3割)  老人のみや単身者の単独世帯(5割)
  一人親と子ども が増加

☆家庭内で安心して育っていなかった人(虐待 ネグレクト 差別など)
  ⇒・人と繋がりたい いつも繋がっていないと不安
   ・人と離れることに恐怖
   ・衝動統制がうまくできない(キレる)
  ※大人になってから 家庭内で問題が表出してくる

☆血縁 地縁は現代社会では拒否されがちだが 『縁』は必要
  ・問題縁(=同じ問題を抱えた人との縁)は繋がりやすい
  ・人と関わることで 人間は『人』になっていく
     ⇒共感する感情で 共感脳(皮質)が発達
  ・共感したい 共感されたい=そうされなかった時の淋しさや空虚感
     ⇒自分が元気になるために必要なもの
 ※不安になる理由があるから“うつ”になる それでOK
 ※動かなくていいのに 無理して動くから辛い 苦しい
 ※余分に動くことなく 自分が本当に必要としている時のみ動けばよい
   (あれも これも頑張らなくてよい!!)

≪具体的な例として摂食障害30歳女性 親としての対応は?≫
A.摂食障害が問題なのではない
  娘さんは 一度は社会人として独立していた時期があったのにうまくできなかった挫折  感の中にいる イライラ 死にたいと辛くなるのは当たり前と認める

過食行動: 他者は自分を評価する者 と考えるため 自分を過大評価しているが
     現実の自分とのギャッによる空しさを埋める行為
  ⇒このような行動をとる自分を理解し 『許す母』を自分の中に育てていくことで
   元気になっていく
  『あなたの娘』という役割をやめたがっている

 ※自分で努力しなければ何も変わらないと自覚してもらう
 ※そのうちどうにかなる! と徹底的に放置する

☆問題を起こしている子どもの状況から
 1青大将タイプ…家庭で大事にされ 居間などに陣取り親の前で問題行動する
    ⇒親に甘えられる財力がある
 2座敷わらしタイプ…部屋にずっとこもる 家族と関わらない
    ⇒親からも無視されている  互いに気配を感じるのみ

  ※親が病に倒れ 貧しくなると子どもは動く
  ※“子どもの問題に親が取り組む“ことで『生き生きしてくる親』は
   子どもから離れられない

≪男性に多いといわれるひきこもり≫
 ・女性の摂食障害からのひきこもりと照らし合わせれば 同じ割合になる
 ・対人恐怖症
  ⇒以前は “天国のお母さん見ててね“と離れた親を感じて頑張れたが
   今は 高齢になっても元気な親に うまくできない自分の姿をさらすことになる
    (自己否定)

 ※精神的な『心の痛み』は身体的な痛みに転移する
    ⇒自分で作り出した痛みだから 自分で外せる

 ※これは『極地』と思っても 自分がそう思うだけ 自分が作り出した思い
    ⇒譲歩 後戻りと思ってもそれで新しい道がみえてくる
    “譲歩 後戻り“を 一つの方法と気づいてもらう手助けをする

 ※自分の持っている『精神力』に気づき 『自分で問題解決できる』と気づく
 ※染みいるように聴くだけ 問題は解決しないで 当人に問題を返す


                              斎藤 学 先生 講演会より


  • 最終更新:2010-03-09 00:32:59

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